入門本を書くやつはネトランを読むべきだ

俺は、コンピュータ言語の入門本はできるだけ絵本を買おうと心がけている。
とにかく絵がたくさん載っていて、視覚的にわかりやすいのを選んでいる。

やけに分厚い難解な自称入門書を薦めてくるやからに言いたいのは、お前は、子供のころ字ばっかの本から国語を習ったかと。
そして、一挙一挙を画像つきでなるべくわかりやすく解説してほしい。
ぶっちゃけ画像だけ見ればなんとなく動作がわかるぐらいのわかりやすさがほしい。


たとえば、メモ帳で、保存の方法を書くとしよう。

「メニューのファイルから上書き保存を選んでセーブしてください。」

と、文章でただ書くのではなく、
「メニューのファイル(A)から上書き保存(B)を選んでセーブしてください。」

と、画像つきで乗せるべきだ。
入門者は右も左もわからないんだから、とことん親切丁寧に画像つきで案内するべきだ。

俺が読んでいていやなのが、いきなり文字だけの説明ですっとばされて、あれ?ってなるケース。
いきなりワープとか、どこのアトランティスの謎だよ!! いい加減にしろといいたい。
一行でさらっと動作を書かれると、間違えて読み飛ばしたり、書いてある内容が画面のどの部分なのかわからずに、目を皿にして画面とにらめっこしなければいけなくなる。


で、ここら辺で一番しっかりしているなーと思っているのが、ネトランだ。
さすがは厨房御用達だけあって、画像つきでこと細かく丁寧に説明されている。

もちろん、これをやればページ数が増えて内容が薄くなってしまう。
だけど、それって入門書だから別にいいぢゃん。何か問題あんの?

入門するための本であって、それだけで全部を理解する必要ないぢゃん。
中級編に続くなり、関数リファレンスを付録につければいいと思うよ。

特に関数リファレンスがあれば、こーゆー面白そうな機能があるとかーってわかることができるし、詳しく知りたいところがあったらググればいいわけだしね。
ただ、関数リファレンスとかは本編に入れるには長く説明しづらいものだから、あくまでも付録として機能のカタログとして使える程度に。
本家のリファレンスとかから適当にコピペして張り付けて、小さめのフォントでベタって感じててと思う。

そんなわけで、俺が入門本を書くやからに言いたいことは次の3つ。

  • 1.入門本書くやつはネトランを読んでわかりやすく説明するコツを勉強しろ。
  • 2.内容が薄くなってもいいから画像をたくさんのせろ。
  • 3.最後の数ページでいいから関数リファレンスをつけてくれるとうれしいよ。

#実はネトラン立ち読みしたことしかないってことがばれませんよーに。