ブラック企業に行かない、利用しないためには優良店を勝手に認定すればいい

某中華料理屋の記事で最近なにかと人気のブラック企業
ブラック企業はチートだとか、ブラック企業を利用するのが悪いとか、自分から面接に行ったんだろうとか、いろいろ議論されています。

ブラック企業が業績いいのはあたりまえだろルール違反なんだから
ブラック企業をよろこんで利用しているお前らこそ最悪の搾取者
私達は「ブラック企業」とどう向き合えば良いのだろう

こーゆーことが議論されることは素晴らしいと思います。もっとどんどんやるべき。

で、個人的には、非ブラック企業を応援したいし、できることなら非ブラック企業を利用したいと思ってます。

やっぱり問題は、どこがブラックなのか、非ブラックなのか、よくわからないということだと思います。
分からないから、気が付かずにブラック企業を利用してしまうとか、ブラック企業に働きに行ってしまうとか。

どこがブラックでそうではないか分からないからダメなら、分かるようにすればいいんですよね。

ブラックではない会社を認定する仕組みはできないんでしょうか。
たとえば、非ブラック企業を労働優良店(仮)として勝手に認定してあげればいいと思うんですよ。
貴社は当協会が認める労働優良店★★と認められましたのでここに表彰いたします。って感じに。

ここはブラック企業だ!!という表彰をすれば怖い人たちからいろいろ怒られることになると思いますw。
だったら、逆に優良店を表彰すればいいんです。
目的はブラック企業をけなすことではなく、非ブラック企業を褒めることです。

MyNewsJapanの「ここで働け」の褒めるしかないバージョンみたいな感じでしょうか。


そこで働きたい人や、何かを購入したい人は、評価を見ることで、簡単にブラック企業と優良企業を見分けることができるわけです。
PマークやISO認定なんとかみたいにwebサイトや名刺とかにロゴやステッカーでも貼ってくれたら一目でよく分かります。

点数づけと国民性

資格とか点数とか偏差値とか私たち日本人は大好きなような気がしますw。
レッテル張りや中傷も根強い人気です。
それだったら、認定制度で点数づけを行えば、それに敏感な組織は点数を上げようと努力してくれるかもしれません。

優良店★〜優良店★★★ ぐらいまであって、最強の3星をゲットした企業は超優良店とします。
基準を作って勝手に表彰してあげましょう。

消費者が労働者である確率が高い、最寄品を販売していてそこら辺を強く気にする会社から改善されるかも。

何かこの制度を10年ぐらいずっと継続してつづければ、少しづつ社会の制度が変わっていくような気がします。
グットデザインとか、イグ・ノーベル賞とかも出てきた当時は2chで散々disられていましたけど、最近は定着したように思えます。
継続してやることに意義があるのかなと思ってみたり。

優良店以外と取引しません!

大企業と小さなベンチャーが直接取引しようとすると、規模が小さすぎて取引できませんといわれるようなケースがあります。
また、ISO認定だったり、Pマークだったりそこら辺を持っていないところと取引がやりづらいケースなどもあるでしょう。
理不尽ですが、そういうものみたいです。

ブラック企業認定制度もそんな風になってくれたら、面白いかもしれません。
うちは優良店★ 以下とは取引しません!! とかね。

ここまで認定制度が浸透するのは非常に長い時間と、多くの人の賛同がないと難しいとは思いますけどw。
でも、仮にそうなってくると、そういう相手と取引をするためには、多少の利益を削っても非ブラック化しないといけないわけで、中小の非ブラック化が加速するのではないんでしょうか。
#どうなんだろう?

現実可能性

どっかのNPOなりがやってくれると面白いんですけどね。
とりあえず技術系の会社ぐらいから MIAUとかがやってくれたりしたらうれしいな。(丸投げですね、わかります)

以上、僕が考えたブラック企業対策ですた。(タイトル違う)