自宅用PCストレージのファイルシステムに RAIDはいらないんじゃないか。

自宅で使っていた Link Station LS-QL が故障してしまった。


赤ランプが6回点灯して起動しない状態になった。
disk1が高速に点灯しているので、fsckでも走っているんだろうか。。


ディスク自体はraid5で保護しているんだけど、RAID機材が死んでしまうと、どうすることもできない。
逆に NAS専用機のためコンソールを繋げないから何が起きているかよくわからないのと、raid構成だから、diskを引きぬいて、読めるデータ、読めるディスクからデータを救出するなんてこともできない。


raidってハードディスクが壊れことは想定しているけど、raidそのものが壊れてしまうことを考えていないのね。



RAIDで使用していたHDDは、RAIDコントローラのメーカーが変わると使えないでしょうか?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2003202.html

マザーボードが壊れた場合にRAID1ディスクは?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1334037.html

マザーボードの交換に伴うRAIDの移行』
http://bbs.kakaku.com/bbs/05402011350/SortID=4368844/



それに破損が発生するのは、だいたい1〜3年後ぐらいじゃないか。
その時には、場合によっては製品が入れ替わっていて古い製品を購入することができなくなりそう。
できたとしてもヤフオク経由ぐらいじゃないとだめだったり、するんじゃないか?
それに備えるなら、導入時に、同じ機材をもう1つ買っておくことなんだろうけど、個人宅でそれをやって、待機系を買って置いとけというのもつらい話だ 。

本当は怖いRAID

そんな風に考えると個人宅でRAIDはおそろい。

なんだよ、個人宅にRAIDってデータ保全ではなくて、データオールロストの可能性の方が大きくないか。


で、今回のLink Station(NAS)の破損なんだけど、バッファローのサポートに聞いてみた。
実はこれ、元あるディスクを入れ替えて使っていたので、それではサポートはできないとかで、突っぱねられた。 orz


もともと1Tのハードディスクの Link Stationを買ったんだけど、2Tが安くなったから、2T * 4 の raid5 に組みなおして使っていた。
ただ、それは保証対象外らしくて、もともとの1Tのディスクが挿入された形でサポートセンターに送らないと修理できないし、元のディスクを指してしまうと、今のRAID情報がロストする可能性があるので、そもそもデータは助からないらしい。


先にも書いたとおり、raid5 構成なので別のPCにハードディスクだけつないで mount して・・・とかも使えないし、、、つんだ・・・


と思って、ダメもとで、なんどか電源を入れなおしていると、 なんと Link Stationが奇跡的に動作した!!


即データを別ハードディスクにバックアップ取った。
と、いうか、別ハードディスクにとっていると、突然 Link Stationが電源offに。


再び電源を入れてみると、今度は紫ランプが点灯した。
なんでもdisk1が破損しているらしい。
うーん、とりあえず disk1 に新しい disk を突っ込んで同時にデータの吸出しもやってる。

個人宅のNASにraid5を導入は逆に危険?

NASRAID怖い。
結局のところ、データを保全したければ、定期的なフルバックアップしかないし、それをやるには、複数台の機材と設定がいるよね。
それが面倒だし、自分家にNASを2台も置きたくないからし、やりたくないから、RAID組んでいたんだけど、 NASそのものが壊れるところまで考えていなかったよ。


たしかにRAIDを組んでいるから、1台が壊れても、即システムダウンにはならないんだけど、個人宅にとって NAS システムダウンはそれほど深刻な問題ではないと思うのね。深刻なのは、データロスト。こっちだろうと。
逆に業務系のシステムだったら、システムが使えない時間があるのはとても深刻な問題なんだけどさ。個人宅ではそうではないよね。


マザボRAIDとかも、マザボが壊れれば駄目だろうし、RAIDカードだろうとしてもカードが燃えることだってあるかもしれない。
マザボのネジを止めようとして、手がすべってドライバーで基板を引っ掻いたり、リコール対象のグラボをそうとは知らずに使っていて炎上して黒煙があがったり、過去にはそんなことを経験したので、RAIDカードが燃えないなんて信じない。


RAIDってそう考えると、システムダウンに陥るのは避けることはできるかもしれないけど、NASそのものやraidコントローラーがぶっ壊れると、即データ全ロストの危険があるわけで、個人宅で使うには向かない技術なのかもしれない。


業務系でもデータオールロストは最悪な結末なんだけど、ふつーはそうならないようにバックアップが組まれているぢゃない。
そして、それらを取る場所も業務系はある。



だけど、個人宅ではNASを2台も置く場所も常時付けておくような場所もないわけで、
そんな中なんとかしてデータオールロストをさけるために RAID を入れたりするんだろうけど、それが余計にあだとなって、 データオールロストを引き起こすという結末を迎える可能性がある。

もうraidなどいらぬ。

だとしたら、個人宅では RAID運用ではなくて、 最悪ほかのPCにディスクつないだら見えるぐらいのファイルシステムを使って、RAIDではなくて、通常のファイルシステムで、んでNAS上で、夜とかにフルバックアップという運用が一番いい気がした。

NAS ------ hdd
    |        ↓夜にフルバックアップ
    ------ hdd

最悪 NAS が壊れても、 hdd を別のPCにつなぎ変えたら見えるシステムだったら、データは生き残る。
ハードディスクが飛んだとしても、片側が生きていれば復元できる。
RAID1みたいな感じね。


弱点としては、フルバックアップするまで最大1日の時差ができてしまい、その間のデータは失われてしまうこと。
なので、クリティカルな業務系だとこれでは困る。
ただ、逆に考えれば、オペレーションミスで消してしまっても、すぐには同期されないので、最長1日は保持される。
なので、自宅のような環境だと弱点が逆に強みになる気がする。




hddが4台になったら・・・?

NAS ------ hdd
    ------ hdd
    |        ↓夜にフルバックアップ
    ------ hdd
    ------ hdd


いやいや、hdd を結合したいよね。2つのボリュームとして扱うのは嫌だ!
どうすれば安全に統合できるんだろう。
LVM や RAID0で ボリュームを作った場合って、NASが壊れちゃったときに別のマシンにつないで中身を確認できるのかなあ?
うーん。。。。

RAID1構成のものを別のPCにつないで見れるかどうか?

RAIDカードものだと 3ware以外だと見れるらしい?
http://questionbox.jp.msn.com/qa4617650.html

windowsのミラーボリュームも見れるらしい
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1763513.html


Linux の md0とかのソフトウェアRAIDはどうなんだろうね。別のPCにつないでmountできるのかな?


LinuxでLVMのデータを抜き出す方法
http://nosa.cocolog-nifty.com/sanonosa/2006/06/linuxlvm_9d51.html
これって、2台のハードディスクをLVMでまとめていた場合でも有効なの?2台とも別のPCにつなげば見えるの?


じゃあ、そもそもRAIDじゃなくて、ZFSなどの耐障害性が高いFSを使った場合はどうか?
それでも、壊れるときには、壊れるし、そうした場合より復旧が困難になるんじゃないかと思う。


ZFSの復旧に成功した「日本データテクノロジー」の研究チームとは
http://gigazine.net/news/20110722_jdt_zfs_repair/

RAID1ぢゃないディスク結合

だったら、RAIDを使わないで複数のディレクトリを連結して見せることができて、いざ壊れてしまっても復旧できるようにできる方法はないか?


Linux には mhddfsというソフトウェアがある。
fuse で実装されている mhddfs を使うと、複数のディレクトリを結合して、巨大なファイルシステムとして扱うことができる。
さらに面白いのが、結合を解除しても元のディレクトリは消えない。


以下のように書くと、 /1/d と /2/d と /3/d を結合して /big1 というディレクトリを作ってくれる。

/etc/fstab

mhddfs#/1/d,/2/d,/3/d /big1 fuse defaults,allow_other


しかも、結合した状態でも、/1/d へのアクセスは可能。
結合した領域に書くと、ファイルを実領域のファイルシステム上にそのまま作っていってくれる。
んで、ディスク一本目がいっぱいになると、ディスク2本目、3本目と順次ファイルを割り振って行ってくれる。

/big1/HOEHOE.avi
↓
/1/d/HOEHOE.avi  ←実体

ディスクがいっぱいになると次のディスクに作る。

/big1/HOEHOE2.avi
↓
/1/d/HOEHOE2.avi  ←容量がないので次のディスクに作るよ!
↓
/2/d/HOEHOE2.avi  ←実体

実ファイルがそのままできるから、万が一システムが崩壊したとしても、別のPCで mount して読みだすことができる。
処理のパフォーマンスはそんなによくないような気もするが、データオールロストを避けられて、そこそこの速度で動いてくれればいいや。

まとめ

個人宅NASに必要なのは、多少システム停止してもいいからデータオールロストを避けることではないか。
別の機材にフルバックアップを取るのが一番良いが、個人宅にNASを2台置けというのもつらい話。
また、定期的にフルバックアップを取るというのはめんどうだし、、フルバックアップしたハードディスクを押し入れにしまえというのは嫌だ。
もちろん、同一型番のRAID機材を用意しておけというのもつらい。
RAID10も悪くはないが、機材の破損自体が怖い。

と、なると、
最悪、NASは1台で、そのファイルシステムはプレーンなものにして、最悪NASが壊れても、ディスクを取り出して他のPCにつないで見れる形にするべきではないかという話になった。


他の人はどうやっているのか知りたいな・・・