ゲームはゆっくりやるものから、合間にやるものに変わった。ただ、それだけ。
最近、ソーシャルゲームVSコンソールゲーム機の争いをよく見る。
コンソールゲーム機の人たちいわく、あんなのゲームじゃない。
すぐに壊れる釣竿なんかに大金を出すなんて、コストパフォーマンスが悪するぎる。
こんなしょぼい画面でよくやってやれるなどなど。
それはそうなんだけど、ゲームなんて娯楽なんだから、やっている本人達が楽しめればそれでいいじゃないってことに集約されると思う。
(それに一番のコストパフォーマンスがいいのはそもそもゲームなんてしないで、資格勉強でもすることだろうw)
その昔、音楽は家などでリラックスして楽しむものだった。
だけど、ウォークマンなどの携帯型デバイス、mp3プレイヤーの普及により、通勤通学の合間、運動、仕事中のBGMとして利用されるようになった。
コアな音楽ファンからしてみれば、そのような視聴スタイルは邪道であって、信じられないのだろうが、そういうものになってしまった。
今や、音楽は合間に楽しむものだ。
ゲームもそうなっただけな気がする。
これまでは、ゲームはコンソールゲーム機を買って、家でゆっくりプレーするものだった。
だけど、ソーシャルゲームって、仕事の合間、通勤通学の合間に楽しむものだと思う。
ハマるとそのうち我を忘れてずっとプレーしているようになるのかもしれないけど、最初は合間にプレーするものだ。
電車の中で暇になときに手元にあるケータイ端末でアクセス。
そこで興味があると、寝る前のまずかな時間に楽しんだり、仕事の合間にトイレの中とかでちょっと画面を確認したり、横断歩道の待ち時間にアクセスしたり、そんな感じで楽しむ。
それではなんで、DSやらPSPがここにこれなかったかっていうと、こいつつらは普段ケータイしていないから、これに尽きる。
通勤通学、会社のトイレに持ち込めるケータイ端末だからこそ成し得たと思いえる。
ケータイしやすい端末、気軽に合間に遊べるというプレイスタイル、この2つがあったからこそ、ソーシャルゲームはここまで普及したんだと思う。