ベンチャーキャピタルから支援を得ることに成功したプレゼンの5つのコツ(co-founder募集中)

MOVIDA Scholarshipに選出されました。


6月のことですが、MOVIDAというベンチャーキャピタルがやっているシードアクセラレーションプログラムで、「音声認識を利用した未来のホームコントロール」というのでプレゼンをしたところ、出資も含めて支援してくれるプランである Scholarship に選出されました。
(まだ実際に出資を受けたわけではない)


音声認識を利用した未来のホームコントロール」っていうのは、「1月に作った未来な部屋を作ってみた」を実際に、事業化するプロジェクトです。


現在開発している未来の部屋ガジェットを部屋に設置すると、誰でも普通の部屋を音声認識で動く未来の部屋にアップグレードさせることができるようになります。


音声認識を生活の一部にします。今どき電気や水道がない家がないように、未来では音声認識がない家はないぐらいまで持って行きたいですね。

その時やったプレゼンの紹介と、プレゼンのコツを偉そうに書いてみたいと思います。

その時やったプレゼン

(一部省略しているスライドがあります)


ただ、MOVIDA Scholarshipに選ばれたとしても、まだ出資が正式に決まったわけではなく、事業計画書をちゃんと書きなさいとか、起業の仲間を見つけなさいとかと毎回怒られてる。。。辛い・・・ :)

もっと完成度の高いプラン、売れるプロダクトを作らないといけません。
音声認識を利用した未来のホームコントロール」に興味がある人は手伝って欲しい。

事業計画を作ってくれる仲間とか、ハードウェア、ソフトウェアを作ってくれる仲間とか、co-founderとかを募集してます。
一緒に未来を作りましょう。

興味があれば @super_rti / super.rti@gmail.com までお気軽にどうぞ。


なお、ソースコードはオープンソースなので、patchとか気軽に送ってくれると嬉しいです。

プレゼンのコツ

さて、タイトルにあるプレゼンのコツだけど、
実は、そんなに、コツなんてないんだけど、一応気をつけている所を書いてみる。
(タイトルは釣りじゃないヨ)

コツ1 自分が聞いてつまらないと思うプレゼンはやめる。

そのプレゼンを自分が聞いて面白いか?
印象に残るか?
納得できるか?などを第三者の視点で見てみる。


自分が聞いてダメなプレゼンは、誰が聴いててもダメなプレゼンだろう。
だから、まずは自分のプレゼンを自分で聞いてみて面白いか、納得できるかどうかを確認しよう。

コツ2 他人のつまらないプレゼンの真似しない

たまにとんでもなくつまらないプレゼンをする人がいる。
例えば、

・ひたすらお経のように文字を朗読するプレゼン
・字ばっかりのプレゼン
・スピード感がないプレゼン
・何が言いたいのか意味不明、オチがない、ジョークがつまらないプレゼン
・前置きや、言い訳が多すぎるプレゼン
・練習不足、間違いが多かったりするプレゼン


こんな今すぐ椅子をぶん投げて帰りたくなるプレゼンを真似してもいいことはない。
このようなプレゼンを真似せず、その真逆になる面白いプレゼンをやろう。


コツ3 他人の面白いプレゼンのやり方をぱくる。

とても素晴らしいプレゼンをする人がいる。
そんな素敵なプレゼンをたくさん見て、いいやり方をどんどんパクろう。
説得力があるプレゼンを真似しよう。

自分が聞いて素晴らしいプレゼンは他人が聞いても素晴らしいものだ。
積極的にやり方をパクろう。真似しよう。


また、スピード感や面白さとかは、お笑いのショートコントなんかを参考にするといいかも。
コメディアンは、面白くて他人を飽きさせずスピード感があるプレゼンをしてくれるプロだ。
面白いコントは、笑いを取るために繊細によく設計されたプレゼンだといえる。
プレゼンの冒頭のつかみの部分などは彼らの技法を取り入れるといいと思う。


コツ4 練習をする

ひたすら声に出して練習する。
わかりにくかったり、言い回しが難しく吃ったりするところは書き換えていく。
全部を暗記する必要はないが、スラスラなめらかに喋れるようにする。
ミスったりすると、音ゲーみたいに観客のボルテージがとても下がってしまう。
とにかく練習しよう。

今回のプレゼンも合計50回ぐらい練習をした。


コツ5 時間があればQ&A用の資料も作る

突っ込まれそうな所に対する回答スライドを事前に用意しよう。
プレゼンの最後に説明資料ということで用意しよう。

言葉だけで説明すると伝わりにくいが、絵があるととてもわかりやすい。
プレゼンの最後の部分に、解説用スライドを入れよう。
今回のプレゼンは、プレゼン本体と同じ長さの解説用スライドを用意した。
会場で質問された内容のほぼすべてに、スライド付きで回答することができた。


事前にプレゼンのなかに入れられればいいのだが、
細かい話をすると時間がいくらあっても足りないので、
細々とした部分は、Q&A用の資料として入れることで、スピード感がある話しができる。


難しい用語も解説を加えよう。
エンジニアだと常識じゃんと思った用語も、カタギの人には通じない時がある。
MOVIDA以外にも起業系イベントで話をさせていただいたのだが、結構通じない単語がある。


IT系起業イベントで投資家および審査員に通じなかったなかった用語
正規表現
学習リモコン
(意外と通じない。)



あとは実践あるのみ!!

面白い技術があって、面白いプレゼンを作れれば、あとは実践あるのみ。
ひたすらプレゼンしよう。


日本の起業系のイベントでは、エンジニアの参加者は、まだ全体の1/3ぐらいと少ない。
シリコンバレーだとコード書けない創業者なんて・・・って話しもあるみたいだけど、日本だとまだまだこんな状態みたい。
だから、エンジニアであれば、技術のアドバンテージをとても活かすことができると思う。

また、プレゼンに自信がないエンジニアの人は技術勉強会に参加するのがオススメかも。
最近、活発に行われている技術勉強会に参加しよう。
技術勉強会に参加すると、いいことがたくさんある。


まず、他のエンジニアのプレゼンを見て、プレゼンの勉強することができる。
また、自分から発表すれば、プレゼンスキルも大きく伸びる。
そして、技術勉強会だから、プレゼンスキルのついでに技術も手に入る。
1石3鳥だ。これは参加しないわけにはいかないな。


プレゼンに自信がない非エンジニアの人は・・・・どうすればいいんだろうね?
最近、起業系のイベントが増えたからそことかでプレゼンしまくればいいんじゃなイカ

どちらにせよ、ダメ元でやってみるといいと思う。
うまくいかなくても、損するのは電車代ぐらいだしね。



で、自分でチャレンジするのもいいけど、
音声認識で動く未来の部屋を一緒に作ってみるのもいいチャレンジだと思うよ。
興味があれば @super_rti / super.rti@gmail.com までお気軽にどうぞ。