hosts 127.0.0.1 で、公告よけは安全だがときに不具合を産む場合がある

hostsで公告をブロックするのは、よくある手法だと思う。
無駄な公告が消えて快適にネットを楽しむことができる。

だがしかし、hosts 127.0.0.1 で公告をブロックしたときに、副作用に出会うことがある。
hostsで127.0.0.1を指していて予期せぬ決済(クレカのつもりが現金払いに)の不具合にあったことがある。


hostsファイルにループバックアドレスを指定することは危険か?
http://tumblr.tokumaru.org/post/32194399895/

上のtumblrにかかれているとおりで、hostsに127.0.0.1 を指してもセキュリティ的に(ほとんど)問題はない。
だが、セキュリティ的な脅威ではないが、hostsで127.0.0.1を指していて予期せぬ決済(クレカのつもりが現金払いに)の不具合にあったことがある。

とある出前してくれる食べ屋のECサイトなんだけども、全面jsでゴリゴリかかれている。
その中で、トラッキング等で外部jsを呼び出している部分があった。


そして、私はトラッキング鯖をhostsでブロックしていた。

すると、トラッキング鯖へのアクセスは、タイムアウトまで待たされてしまい、画面の描画は終われどjs event等のイベントの発火が遅延されことがあった。

このとき、一部jsイベントハンドラーが未初期化になってしまうことがあるらしくて、
クレカ決済を選んだつもりが、現金決済になってしまうという不具合に、なんどか遭遇したことがある。

腹が減っていて、出前の受付時間が終わるので、急いでサイトを操作すると、この不具合をひいてしまって、
クレカで決済したつもりが現金の決済になってしまって、宅配に来た人とあれ・・決済はクレカじゃなくて?というやり取りをしたことが数回あった。

もちろん、hostsを外して注文すると、何も問題ない。
ただし、hostsでトラッキング鯖をブロックしているとと上記不具合を引く可能性があった。
chromeのコンソールを見ると、鯖につながらないというエラーメッセージで真っ赤になっていた。


ぜひとも、公告よけのために、127.0.0.1を使うのではなくて、
無効なアドレス群みたいなものを作って、
それが指定された場合、タイムアウトではなく、即接続エラーを返すようにしてくれると嬉しいんだけどなあ。