ベンチャーカフェ行ってきました。

エンジニアはサービスデザインにどう貢献できるか/ソーシャルゲーム
http://venturecafe.jp/

知ったことを整理して書いてみる。公開しちゃNGなことはないよな、、、
間違ったところもあるかもしれないけど、次回に参加すればより正確な情報がわかるんぢゃなイカ

なぜ、今、開発を内製化するのか?

ソーシャルゲームの外注した場合の問題点
→外注先とのコミニュケーションコストの増大
→流行りが大きい業界。開発に半年かかってはいけない。半年後の流行は変わっている。
→ユーザからのフィードバックを迅速に行う必要がある。


そして内製へ
複数チームぐらい作った。


素早く開発するために、トップからは大まかな数字目標だけが落ちてくる。
一応、手前でユーザーサイクル図だけは提出してもらっているけど、その他はとくに。

チームに何を伝えているか?
→サービスを4ヶ月で立ち上げて、単月売上1億円を目指して。以上。


数字、KPTの中で、継続率が最重要。

KPI

UU
残像率(最重要)
売上
課金率


継続率

1日後(翌日)   50%
7日後   
14日後   30%
30日後   24%

30日護に24%ぐらい残らないとなんかあるんぢゃないかということで、あらを探す。
微調整。←重要

残存率が悪いゲームだと、キャンペーンや広告もありだが、、
まったく残らない物、ざるみたいなものに図を流しても、、、まずは穴を修正してから。
残存率、UUが上向きになったら、課金単価をあげるなど。


参考

登録100万
デイリーUU 20万人
課金率 5〜7%
課金単価 2500〜4000円/マンスリー 
→1億円がみえてくる。


目標値を設定して、データを元にPDCAを行う。
これは重要。

チームプロセス。

エンジニアと企画(ディレクター/プランナー)のペア。
会社によってはエンジニアと企画(ディレクター/プランナー)とデザイナーなど。

エンジニアと企画の関係は対等。
当然、エンジニアは企画に口出しをする。
「なにそれ、つまらなそーぢゃん」とか平気でいうらしいw
また、アイディアを実現するための技術的解決策をだす。


→自分たちでサービスを考えることで、サービスへのオーナーシップが生まれる。
→自分たちのサービス。それが何よりのモチベーション。


企画とエンジニアとサービス改善の手法

改善する場合、数字目標を出す。
改善するということは、今、問題があるわけで、その問題をどう改善するのか、その結果どうなるのかを数字で出す。
エンジニア同士のころは、今まで勘とノリで決めていたのが、ちゃんと数字を出して統計、計測するようにした。
改善案は複数あってもいい。予想数字を見て数字を見て、どの改善案で行くか決める。

後日、数字を見て、目標とどうだったかを比較する。
目標の完璧な予想は難しい。
たいてい外れる。外れた場合、どうすれば目標に行けるか?を考える。


Q:それでは、議論は白熱して時間がかかるのでは?
A:たしかに時間はかかる。
Q:どれくらい?
A:長いときは2時間くらい。
Q:2時間、、、以外と短いですね。。。
A:そりゃ、会議を始めるときに、会議のゴール、目標をちゃんと決めるからね。だらだらやらんよ。
Q:なるー

#つまり、私は会議のやり方がど下手くそでど素人ということがわかった。
#今度から会議するときは、はじめにゴール決めてからやろう。

チーム間コミニュケーションと情報発信

社内勉強会

1週間毎に開催。
成功したこと、失敗したことを交換する。チームを超えて情報共有を行う。

社外勉強会

外の世界のすごい情報、人と接することで、自分の世界が広がる。

QCクオリティチェックは?

立ち上げ、大きな改修をしたときは、社内の全員で遊んでもらう。
そして、全員に点数付けを行ってもらう。
ある一定の点数以下のゲームだったら、お客さんにはださない。

#これは素敵なQCのやり方だと思った。
#たいてい回覧回すと「てにおは」がどうだとか、文言がどうたらこうたらと、いってきて、
#それほど重要ではないことばっかりチェックして、肝心のところは何もチェックしない人が多いので参考になった。
#最悪の場合、追加機能要望とかいってくる極悪な人もいる。。それが声の大きい人だと最悪だ、、、
#そーゆーの考えると、社内で使ってもらって、点数付け、クロスレビューのようなやり方はオモシロイと思った。

エンジニアは企画に参加するべきか?

参加するべき。
「エンジニアたる物、企画から言われたことだけをやっていたら二流だよ。」
近年、エンジニアの活躍の場が広がった。


あれ、それってエンジニアがすべてできるってことだよね。
企画(プランナー/ディレクター)って必要なの?

プロモーションしたり、提携してイベントしたり、流行を追いかけたり、数字を追ったり、司会進行をしてもらったり、そんな広い視点で見れる人は必要。

その他・ワールドカフェででた内容。

エンジニアと企画の相性があるのではないか。

とある事例。
とある女性の企画、男性のエンジニア。→お互い顔もみたくないほどの劣悪な関係になったらしい。
テスト手伝ってよ、、、それは私の仕事ではないからやりません。的な企画さん。
よくない。

お互い、歩み寄りが大切ではないか。
エンジニアは、企画のことを学ばなければいけない。ゲーム性だったり、マネタイズだったり、
そして、企画は、エンジニアの事を学ばなければいけない。
それができなければ、悪いサイクルが始まる。

思ったこと。

ベンチャーは実現力だ!

ベンチャーに必要なのは実行力、実現力だと思った。


これが欲しい、あれが欲しいと思うことは誰でもできる。
これとあれくっつけたら面白くない?みたいなことも誰でも考え出せる。
それだけだったら、そこら辺を歩いているおっちゃんを捕まえてきてもできるだろう。
彼らと私たちの違いはなにか?
それは、エンジニアには実行力があるからだ。


ポール・グレアム「Yahooに起きてしまったこと」

「Facebookは早い時点から、人事やマーケティングのような、プログラミングが主な仕事ではない職種についても、プログラマーを採用すると決めました」

エンジニアでないファウンダーは最大一人まででお願いします

インターネット系ベンチャーがアメリカでエンジェル投資を受けるために重要なものの一つが「ファウンダーの中に技術者がいる」ということ。一番セクシーなのが、「3人全員MITのコンピュータサイエンス」みたいに、わらわらと優秀そうなエンジニアが始めたベンチャー。
一方、コードがかけない人はマックス一人、つまり、ゼロか1、というのが理想型でございます。


映画、ソーシャルネットワークの ウィンクルボス兄弟にように、アイディアがあっても実現できなければ意味が無い。
それ、俺も考えていたよーっていうのは、愚かなことだと思う。
考えていても、実現できなければ意味がない。
それができるエンジニアって職業でよかったと思った。

って、熱くなってしまう、パワーを貰える勉強会?カンファレンス?だった。
また、参加したいと思う。
#ただし、参加費がちょっと高いのと、遅刻して行ったら、おやつをもらいそこねたというのが残念だった。
#あと、ビール飲んだら、集中力が薄れてしまって、みんなの会話を覚えられない、、、メモ用紙必須だな、、、