iRemocon買った


iRemocon を利用した学習リモコン i-remocon を買ってみた。

iRemoconは、赤外線を利用した学習リモコン
こいつは iphone アプリから自在に操作することができるのが特徴。


iphone ->(wifi)->ルーター ->(有線)-> iRemocon -> 家電制御


また、wifiが届かないところでも、サーバを経由させることで、外出先からも、リモコンコマンドを送信することもできる。
自宅の電気を外から消したり、エアコンを外からつけたりできる。


さらに、複数ボタンを連動させる、マクロもある。電気消して、ホームスター回して・・・みたいなことが一発でできる。
お利口さんだ。

コントロール

コントロールしたいもの。

1:ホームスター (コンセント制御)
2:プロジェクター
3:照明
4:液晶 (コンセント制御)
5:エアコン



覚えさせたいリモコン

1:エアコン
2:プロジェクター
3:照明(青)
4:コンセント制御(緑と黄色)
5:コンセント制御(赤)


学習リモコンの最大の難所が通信情報が多いエアコン。
うちのエアコンはダイキンのなんだが、ダイキンのエアコンは学習リモコンの相性がすこぶる悪く、玄人志向学習リモコンでも、カミイラでも、どうやっても覚えてくれなかった。


照明制御はオーム電機(青)。

照明の間に挟むことでリモコン対応にする。


コンセント制御は2社。
オーム電機 (赤)。

照明のリモコン(青)と形は似ているが通信の混線はないので安心できる。


本宏製作所のリモートコンセント(緑と黄色)。
ずいぶん昔に買ったんで、もう製品自体探してもない。

iRemoconサイド

UIデザイナーってやつでPCから画面を作成することができる。
マクロの指定もUIデザイナー経由で行う。
iphone で行うのは、学習と送信になる。


試行錯誤して、結局できたのがこれ。

左から、メイン画面、エアコン制御、その他制御となった。


ボタンは少なければ少ないだけいいと思っているのでシンプルにしてみた。
画面はギャル向けリモコンからの派生。ギャルじゃないけど。☆マークが気に入った。
自分で画像も作ることができるらしいが、ひたすらめんどいのでこれでいいや。。。


メイン画面は、マクロボタンしか置いていない。
マクロボタンは、複数のボタンの動作を組み合わせた物。
電気消して、液晶消して、ホームスターをつけてみたいな設定ができる。
ちなみにマクロの設定は webのUIデザイナーから行える。


出かけるときは、すべてOFFにしたいので、右下のバルスボタンですべてOFFにできる。


エアコン制御もオン・オフと温度設定しか置いていない。
運転切り替えとかはリモコンからやればいいと思う。滅多に使わないしね。


その他制御は、オンオフのボタンしか置いていない。
これだけでたいていどうにかなるでしょう。



一つはまったところ。外から制御できるようにするには、「本体機器選択」の右側の矢印をおして開く画面から「外出先からの操作」を有効にしないといけない。

これって、web API というPCのブラウザから操作できるようにしてくれないかな。ブラウザからできれば、セッション処理とかちゃんとやれば curl からキックできるわけでも夢が広がる。プログラム連携もしやすくなるし。。。

ここまでいたるまでの道

家電の自動制御は面白いのでいろいろな製品がある。。
いろいろ買って、そして、いろいろ失敗してきた。

クロッサム2

2000年頃にあったUSB/シリアルケーブルで制御できる学習リモコン
当時使っていた富士通のエアコンが学習でなかった。
ちなみに palmIrDAを使った学習リモコン富士通のエアコンをちゃんと学習してくれたのに、
なんで、学習リモコン専用機が学習できないんだ!!ってことでゴミ箱に叩き込んでしまった。

玄人志向学習リモコンKURO-RS /バッファロー学習リモコン PC-OP-RS1

玄人志向バッファローのは両方共にほぼ同じ製品。
学習リモコンでUSBから制御できるというコンセプトが素敵だ。ただし動けばだけど。
windows7 64bitで動作させるのが結構大変だったり、出力信号が弱かったと、いろいろアレなところはある。
これも現在使っているダイキンのエアコンを学習してくれなかった。

カミイラの魔法の杖リモコン

杖に学習リモコンを内蔵した製品。
杖を振ることで、学習させた信号を送り出す。
コンセプトが面白いので購入。
しかしか、ダイキンのエアコンを学習してくれなかった。。。

杖の動作が微妙な感じ。
2回叩くというジェスチャーがあるのだけど、
照明をつけようと上向きにして2回叩くと、これは信号学習の合図(上向き垂直にして2回叩く)と勘違いしたり、
現在の動作モードを知る方法が杖の振動の数しかなかったり、ちょっと残念な感じ。

リモコン式コンセント 節電生活


リモコンで同時に4つまでのコンセントをON/OFFできる商品。
他の学習コンセントが1つしか制御できず、混線が怖いので複数設置できない問題をあっさり解決してくれる。
しかも、ジャンパースイッチで通信チャネルを変えることもでき、同一商品を複数設置しても動作するという優れもの。
しかし・・・リモコンが電波方式で、赤外線方式ではないのだ。
これでは、学習リモコンで学習させることができない。。。。


コンセントは赤外線が届きにくいところに置くので、
そーゆーところにも届き安いようにと電波方式を採用したのだろうが、それが仇になってしまった。
リモコンの通信方式以外は素晴らしいのに、非常に残念。

iRemocon

エアコンもちゃんと学習でき、iphoneから制御できるという一点だけでも素晴らしい製品。
価格が高いが他の製品買って orz になるぐらいなら、まだいいんじゃないかと思う。
現在 iphoneからしか制御できないのが残念。
PCから制御させてほしいな・・・
MSの音声認識(windows xpから標準搭載)で音声で家電制御したい。


最近、やっと家電ベンダとかもネットワークによる家電制御へ団結し始めたので、
近いうちに家電をPCから自由に操作できるようになるかもしれない。
だけども、それにはあと数年はかかるだろうし、それまでは我慢するしかない。
我慢出来ない人はちょっと金を出して、学習リモコンの製品を買ってみると、ちょっとだけ未来を先取りできる。
未来はロマンだ。

USBか赤外線で制御できるボタンを押してくれる機械がほしい。

USBで制御できて、ONにすると棒が降りてきてスイッチを入れてくれるみたいに製品がほしい。
以外とありそうでまったくないんだよね。。。


CDトレイでボタン押し機を作った人がいる。
D


ボタンを押すだけという簡単なものなんだけど、製品がまったく存在しないのが不思議だ。
ほとんどの家電や製品はボタンを押すことで稼働するので、
家電とPCを結ぶ架け橋として、ボタン押し機は必要だと思うんだけど、なんでそーゆー製品がないのか。

コンセントだけでON/OFFできる製品はいいとしても、現在のデジタル製品はコンセントをONにしただけでは動作しないものが多い。
昔のメカニカルな製品は、ボタンを入れっぱなしにして、電源だけで制御できるものがあるけれど、
デジタルな製品は電源を入れると、OFFモードになってしまい、リモコンや本体のボタンを押すことで稼働する物ことが多い。
デジタルな家電とコンピュータを連動させるのに、USBボタン押し機はとても重要になってくる。
ぜひ製品化してほしいな。5個ぐらい買いたいw