ipad miniが入るポケットがないので既存の服を勝手に改造して作ってみた。

ipad miniはとても便利です。本も読めますし、音楽や動画も見れますし、バッテリーが非情に良く持ちます。
ただ、残念なことに、少し大きく、既存のポケットでは入らないか、無理して入れてギリギリ入るぐらいだと思います。
そのため、仕方なくかばんに入れて持ち歩いたりしているかと思いますが、それでは取り出すのも大変だし、楽しいモバイルライフを送ることが出来ません。


ipad miniが普通にはいるポケットがあればいいのに。。。これは皆が思うことだと思います。
冬になれば、コートのポケットは結構幅が広いので入れることは出来ますが、残念なことに、まだ残暑がある秋です。


それでは、ipad miniが綺麗に入るポケットが有る服があるかというと、私には見つけられませんでした。
ipad miniが入るという宣伝文句で売っている服はなさそうです。


これでは、かばんをもたざるおえなく、楽しいモバイルライフに支障をきたします。
モバイル機器以外をもちあるくと体力を余計に消費しますし、かさばるのはダメです。
軽くてバッテリーが持つ、これがモバイルの必須条件ですから、モバイルとは無関係のかばんを持つなど、愚かな行為と言わざるおえません。


だけど、既存にそういう服は既成品ではなさそうです。
既成品にないならば、「だったら、作ればいいだろう!!」と、いうことで、作ってみました。



今回は、ジャケットの内ポケットとして作成します。
なぜ内ポケットかというと、外から見えないので、素人が適当に作っても問題が発生することが少ないからです。

ベースになったジャケット amazonで 2500円程度


激安裁縫セット amazonで 400円程度



ポケットの材料は、いらないズボンから拝借しました。


たぶん、10年ぐらい前に買ったものだと思います。
ただ、最近勝手に服が縮んでいくという不思議な現象に見舞われており、いらないズボンです。
ズボンから適当にはさみでばすっと切り取りますwww


このズボンにしたのは、もういらないし、色が黒で上着と似ているためです。


で、位置を調整して、針で縫い付けていきます。
どうせ、内ポケットで他の人から見られることはないので、気にしてはいけません。


中学校とかで習った家庭科を思い出してがんばります。
そういえば、おれは家庭科と美術とか超苦手だったような気がした・・・が、どうせ見えない内ポケットですので細かいことは関係ありません。気にせず作りましょう。


ただし、糸が切れて、ipad mini か落下すると大惨事なので、強度だけは重用です。
このポケットは3度ほど縫い重ねて強度を持たせています。


さて、そんなこんなで、できました。

ipad miniをばっちり収納できる内ポケットができました。
これで、手ぶらでipad miniをを連れ回すことが出来ますね。


鏡の前で。左側をめくるとipad miniにアクセスできます。

モバイラー向けに、服を改造するサービスとかあればいいのにな

今回は、仕方なく自分でやりましたけど、本当はプロに任せるのが一番ですよね。
モバイラー向けに、服を改造するサービスとかあればいいのになと思います。


何処らへんで、このガジェットが入る感じって指示を出すと、作ってくれる感じかな。
洋服屋の裾上げサービスとかに近い感じでしょうか。
そのようなオプションがあると、モバイラーとしては嬉しいですね。


また、apple watchとかが発表され、先行する 時計ガジェットなどもあり、ウェアラブルが人気です。
ウェアラブルをファッションとして定義するならば、こいつらも含めて、服の改造やコーディネートをするサービスがあってもいいのにと思います。


確かに、まだまだガジェットオタしか需要がなく、基本的にオタは服を買わないというのがあります。
また、服を買ったとしても、基本的に黒しか買わないというのもあるでしょう。(純白のウェディングがあなたの色に染まりますならば、黒はその真逆。誰がお前の色なんて染まるかよという唯我独尊の色だと勝手に解釈してます。もちろん、おれが持っている服は黒が基本ですな。)
ただ、スマホキャズムを超えて腐れ一般人にも普及しているところを見るに、もしかしたら、ウェアラブルキャズムを超えるかもしれないし、そうなったときに、こーゆー、改造とコーディネートをやってくれるサービスがあるといいのかもよ。

Makerって別にガジェットだけじゃないよね

Makerが少しずつ流行ってきてます。
イメージ的に Make ってデジタルガジェットよりな気もしますが、別にそれだけとは限りませんよね。
自分がほしい物がなければ自分で作る。これが基本精神だと思います。
ガジェットだろうが、ゲームだろうが、服だろうが、家だろうが、欲しいものがなければ作る。これです。


そういう私も、エアコンの温度を変えるのにいちいち起き上がるのがめんどくさくて音声認識で家中の家電を操作できるホームコントロール技術を開発しました。
手ぶらでの開始スイッチがないホームコントロールは作るのが難しく無理だと思われている所を実現させました。
そもそも、ベッドから起きたくないという動機で作ったものですが、音声だけで動作したり、パソコンとの連動も簡単なため、最近は、交通事故等で体に障害が残り、手足が動かなくなった方々にも利用していただけるようになり、そーゆーのがあって、国からも技術挑戦支援補助金を通して支援していただいたりしました。
開発動機は不純かもしれないけど、それでハッピーになれる人がいるし、支援してくれる人たちがいるというのはいいものですね。


今回の、ipad miniが入るポケットが欲しい!というのも、鞄を持ち歩くのがめんどくさいからなんとかして入れられないかということで作りました。
もしかしたら、これもまた面白い展開があったらいいなと思います。

俺はこれがほしいんだ!という強く思って、動作するものを作る。
これが Makeの醍醐味ですし、エンジニアの正しい姿だと思います。


happy hacking! おしまい。